ざんねんな努力 (書評)

書評第1弾は『ざんねんな努力』です!

ざんねんな努力

ざんねんな努力

表紙のゆる〜い絵、帯に書かれている文言・・・。


この本、大丈夫か?と最初は思ってしまいましたが、伝えたい中身はしっかりしています。


2019年ももう3月に入りました。みなさんは新年の抱負の方は順調に進んでいますでしょうか?
きっと多くの人が「今年こそはダイエット(英語学習・節約など)をガンバるぞ!」と意気込んでいたと思います。では、どのくらいの人が今も継続できていますか?
ぼくの場合は、転職するぞ!という強いモチベーションがあるため、一応日々プログラミングを学んでいます。(できなくて何度もくじけそうになるけど・・・)
しかし、設定した目標が、別にやらなくても生活に困らないものだと、やっぱり継続するのってなかなか難しいですよね。


「やる気はある、ガンバりたいんだけど、なかなか時間が取れない・・・」や「ちょっと最近色々あって疲れちゃったから、今はガンバれないなぁ・・・」などなど。そんな声が聞こえてきます。そんなガンバれない人に向けた、オススメの書籍が『ざんねんな努力』です。あんまり詳細には語りませんので、是非目を通してみて欲しいと思います!


ぼくが感じた、この本での一番の学びは、ガンバるという考え/言葉がそもそも危ういということです。もちろんガンバることは良いことです。みんな日々何かしらをガンバってますよね。でも、うまくいかない。


著者は、うまくいかない・長続きしない人は「ざんねんな努力」をしている、と言います。つまり、努力の仕方や方向性に問題がある。そうなっては心身ともに疲れてしまう。ガンバるからこそ続かないという状態に陥ってしまうんですね。これは盲点でした。みんな当たり前のようにガンバれという言葉を口にしますからね。


そうならないために、『ざんねんな努力』では、ガンバらない仕組みを作ればいいということ、ガンバらないで継続するためのアプローチを教えてくれます。物語形式で進んでいき、変わった登場人物たちのガンバらない手法が色々学べます。例えば、いつも黒のセーターにジーンズばかり着ている家族や美人とすれ違うと、その場で腕立て伏せをはじめる男などなど!


毎日を忙しく過ごされている方でも、この本はサクッと読めるのではないかなと思います。ストーリーのある面白い読み物なので、何でこんなことしてるんだ?と考えながらサクサク読めますね。ぼくはだいたい2時間くらいで読み終えました。


そして、あとは実践あるのみ!ということで、学んだことをどう自分の環境で応用できるかを考え中です。

以上、書評第1弾でした!


今後はいくつか育児系の本を紹介していきたいと思っています。

ざんねんな努力

ざんねんな努力